山で使う防水スマホ、「HUAWEI Mate 10 Pro」購入&レビュー
12/1の発売開始に合わせてHUAWEIの最新フラッグシップスマートフォン、Mate 10 Proを購入しました。手元に届いてから1週間少し経ちましたが、ストレスフリーな使い勝手は非常に良くて、これまで使っていたのべ十数台のスマホの中で性能はダントツな感じです。
カメラ部にLEICAのダブルレンズを採用していることが購入の決め手の一つになりました。どんな写りするのか単純に気になった次第です(笑)
まずは開封の儀から
落ち着いた高級感のあるしっかりした箱に入ってます。「LEICA DUAL CAMERA」の文字が光ってます。
裏面です。急速充電の安全性が「テュフ ラインランド」に認定されている表示が目立ちます。売りの一つなんでしょう。
公式ページによると、20分の急速充電で丸1日使えるとの事ですが、バッテリー残量表示アプリの「Battery Mix」で見た感じだと30分で25%位充電されているようでした。まだ使い始めで電池が馴染んでない部分もあるかと思いますが、思ってたほどの急速充電じゃないかなあと。ただ、バッテリー自体の容量が4000mAhと大きいので、充電されてる実際の量は多いんだと思います。10日ほど使っていますが、25%あれば1時間に数回通知が来て都度確認、時折ネットやSNSを見る、Bluetoothで音楽を聴いたりして使っていても日中は持つ印象です。
数日前にファームウェアのアップデートがあったんですが、その後はさらに電池持ちが良くなりました。(2017/12/18追記:今のところ自分の使い方で丸二日持つようになりました。搭載されてるAIプロセッサーのチューニングが進んできた感じです。バッテリー残が10%位になったら一気に急速充電する感じで便利に使えてます。)
いよいよ蓋を開けます。
「HUAWEI DESIGN」とあります。デザインにも自信を持っていることがうかがえます。正直なところ、少し前の中国製品というと謳われている性能はともかく、デザインがチープなものが多い印象でしたが、そのような印象は全くありません。というか今回のMate 10 Pro、公式HPの製品案内だけを見て、実物を手に取らずに買いました(笑)最近のHUAWEI商品のデザインは悪くないなあと思ってたので、今回はまあ一種の賭けでしたが第一印象はとてもいいです。作り自体もしっかり作り込まれていて安っぽさは感じません。
そういえば、この機種なんと画面保護フィルムが最初から貼ってあります。ありがちな使用前には剥がす必要のある簡易なものではなく、ピッタリのサイズのものが完璧な位置に貼られてます。スマホ購入時には同時に画面保護フィルムなりガラスフィルムなりを買いますが、これなら当面は必要なさそうです。わざわざ剥がして貼り替えようとは思いませんでした。
本体裏面です。
どこに何があるか、使い方のヒントなどが書かれた裏面専用のフィルムが貼ってあります。これは左側に剥がしやすい用の出っ張りがあることから、剥がしてから使うもののようです。剥がしちゃってつるんとしたガラス感の雰囲気も好きですが、個人的にはこのフィルム結構格好いいなと感じました。
本体が置いてあるトレーを外したところです。
この感じのパッケージはすっかり標準的なものになりましたね。中央のタブを引っ張ると両方開きます。
中はこんな感じです。
急速充電用のUSB-ACアダプター、USB-Cケーブル、イヤホン、USB-Cに普通のイヤホンがさせるようにする変換ケーブル、SIMカードトレイを開けるためのピン、まあありがちなものが入ってます。が、左側のこの大きいのなにこれ?でしたが、なんと専用のTPU素材のケースが付属してました。画面保護フィルムといい、このケースといい気が利いてます。とりあえずこのテのものを買わずにすぐ使い始められるのはいいですね。
予想外に良かったこと
付属のイヤホンの話で思い出したんですが、今回のMate 10 Proは音楽の再生音質が中々良いです。というか、付属のイヤホンって音質にはあまり期待していないので最初から一切使うことがないことが多いんですが(iPhone、Android問わず)ちょっと試しに聴いてみました。
ちょっとビックリしました。えっ、付属のイヤホンでこの音出るの?と。
期待してないとか言っちゃってごめんなさい、みたいな。
この有線のイヤホンを繋ぐと本体で音質の調整ができるので、ちょっと調整すると結構好みの音になりました。まあ実際にはケーブルが邪魔に感じるのでBluetoothイヤホンで使おうかと。コーデックもaptXに対応していて中々いい感じだったので、某イヤホン専門店で聞き比べの結果、妥協しないで選んでいったら2万円弱のBluetoothイヤホンを買うことに(笑)音楽はiPhoneで聴くスタイルだったんですが、これ1台で音楽もいけるかなあと。いい音してますよ。
で、肝心のカメラですが、
これから紹介する写真は撮影後に画質調整していません。AIによるリアルタイムのシーン・被写体認識は予想以上で、ローストビーフにカメラを向けると「フード」モードに。
建物内の空気感も良く捉えてます。
これ!背景がボケたこれがやりたかったのです(笑)「ワイドアパーチャ」モードにするとこんな一枚も簡単に。
風景写真もこんな感じ。これは建物のひさしの内側から撮ったものですが、ソラも白飛びすることなく朝陽のいい色が出ています。
この一枚が判りやすいですが、結構クッキリカチッと写る傾向に感じました。
日常で使うには全く問題ないというか、むしろ撮っていて楽しくなりました。このカメラに期待して買いましたが充分期待に応えてくれています。
メーカー公式の商品紹介はこちら。
HUAWEI Mate 10 Pro スマートフォン | 携帯電話 | HUAWEI Japan
世界初のKirin 970 AIプロセッサを搭載したHUAWEI Mate 10 Proは、迅速かつインテリジェントで適応性があり、現実の状況を即座に理解して対応することができます。
登山やスキーでも使うことが多いので、久しぶりの防水スマホには安心感がありますね。画面の大きさの割にフチがほとんど無いので手に持った時の大きさも丁度いいです。ただ、端末価格が比較的高額な部類に入るので、予算的に問題無ければ人にも勧めやすい機種だと思いました。